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2007年 02月 12日
前回の記事で、ちょっと「お腹にくる風邪」と書いたら、まさにその風邪に息子がやられて、3連休のど真ん中の日曜の午後、N病院救急外来へ。昨年末に娘と行ったときより人が少なかったのは不幸中の幸い。
N病院はタリーズが入ったから選んだ、という訳ではなく(それもプラス要因かもしれないけど)、しばらく通わないうちに改装工事をして、救急外来の場所も移動してすっかり新しく綺麗になったのが気に入った。広々としたスペースには色々な向きで十分な数の長椅子が並べられ、周囲の人に気兼ねなく小さな子どもが横になることもできる。 改装前は、狭くて薄暗い廊下の奥に救急外来があり、その廊下が待ち合いスペースになっていた。壁に沿って一列に並べられた長椅子はすぐに人でいっぱいになり、立って待っている人も多かったのだから、それを考えると劇的ビフォーアフターなみの変わりよう。 そんな古めかしい頃のN病院とも、色々な縁があった。まず祖父をそこで亡くしている。そのこと自体は、病院のイメージを良くも悪くもしていないけれど、祖父の最後のわずかな期間を、当時近くに住んでいたこともあり、何度か訪問して共に過ごしたことは、今も時おり思い出す。 それから私自身が二回入院している。一度目は、娘が5才の頃に劇症のインフルエンザで入院し、付き添っていた私も病院内で倒れ、娘のベッドの隣りの簡易ベッドに寝かされて、親子仲良く並んで点滴をした。 二度目は切迫流産で。息子を妊娠していたときのことだ。切迫流産というのは、妊娠初期の安定期に入る前に流産の危険がある状態になってしまうこと。ベッドで毎日泣いた。まだ膨らみもしていないお腹に向かって、お願いだからそこにしがみついてて、まだ出てこないで、頑張って、と祈るように語りかけ続けた。そのおかげか、息子は握力がけっこう強い。今は重くて振りほどきたくても、しがみついてきて困る。 思えばN病院での二度の入院経験は、どちらも子どもと一緒だったことになる。 肝心の息子は、最初はヒドかった嘔吐が今はおさまったものの、症状が下に降りてきたらしい。慌てて購入したムーニーマン36枚入りを、すでに使い尽くしそうな勢いだ。(こんな話題で失礼!) グッタリしている猿息子は、口数も少なく、何やら考え込むようにうつむいた額に、パラリと伸びた前髪がかかって、いつもの数倍は賢そうに見える。けれどもちろん、手に負えない小猿でもいいから、早く元気になってほしい。昨晩は1時間おきに目を覚まして疲れたのだろう。今は、やっぱり賢そうな顔をして、ぐっすりと眠っている。
by jukali_k2
| 2007-02-12 01:45
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