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2007年 05月 21日
なんとか切り抜けたという安堵感から、能天気に写真なんかアップしている場合じゃなかった。あの死闘の翌日、つまり土曜の午後のことだけど、突然リビング中央で、ハナがバタンバタンと何かに飛びかかった。そして不気味なブウウーン!という羽音が。教訓を活かすという考えも浮かばず、「キャー!」と悲鳴をあげて息子を抱きかかえ、今度はキッチンに飛び込んだ。またしても家には私と息子だけ。もう、なんなのよ、いったい。
家の軒下とか庭の木とか、どこか近くにスズメバチの巣があるんだろうか。古い木造の家が並ぶこの辺り、実はこれまでに何軒もそういう被害にあっている。たまらずキッチンの電話から、隣りのTさんにSOS。すると、速攻でスズメバチ専用強力殺虫剤をもって駆けつけてくれた。 ところが、殺虫剤の到着を待たずして、いつの間にかリビングルームはシーンと静かになってしまった。そーっとキッチンのドアを開けてみると、ハナは何事もなかったかのようにクッションですやすやと眠っている。恐る恐る周囲をチェックしてみても、ハチの死骸は見当たらない。食べちゃったか、ハナ? 何が何だかさっぱり分からないまま、それでもTさん始め、近所のスズメバチ被害を経験している方から「市のスズメバチ対策課に連絡したほうがいい」とアドバイスを受ける。事の重大さに不安でいっぱいになる。連日スズメバチが侵入したとなれば、たまたま通りがかりにブラッと立ち寄っただけとも思えない。帰宅した娘と夫と相談し、週明けの月曜日には市役所に電話しようということに。 そしてその日の夕方。リビングのカーテンの中に、ハナが顔を突っ込んでしきりに匂いを嗅ぎ出した。「まさか」と夫がカーテンをバサッとしてみると・・・。 ブウウーン!と飛び出してきた。ずっと隠れていたのか。ワーッとクモの子を散らすように、家族一斉に避難。けれど今度は強力スプレーがある。夫が自分の黒いコートを着て出て行こうとするので、あわてて「こっちこっち!」と薄いカーキ色のを渡す。帽子もかぶって、いざ出陣。 それにしても、3〜4m届くという謳い文句の通り本当に強力なスプレーで、一撃でハチはボタッと床に落ちてきたらしい。ところが、てっきりスズメバチかと思ったら、これがなんとクマンバチだったのだ。クマンバチも図体はゴロンと大きいけれど、スズメバチほどの害はなく、攻撃性は低いらしい。なーんだ、と安心したような気が抜けたような。とりあえず、急いで市役所に電話する必要はなくなったみたいだ。 「世の中からハチが一斉に消え去っているっていうのに、なんで家には集まってくるの?」と娘。先日の新聞で、温暖化などの異常気象が原因なのか、世界各地でミツバチがいなくなっているという記事を読んだばかり。それはそれで本当に大きな問題だけれど、いったいなぜ、二日連続ハチが我が家に侵入したのか。謎である。
by jukali_k2
| 2007-05-21 00:02
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